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蝶を呼ぶ植物
保育園の園庭で遊んでいると、白いモンシロチョウが飛んでくることがあります。
それを見て、子どもたちが「ちょうちょ、ちょうちょ」と大きな声で教えてくれます。
子どもたちに大きなちょうちょも見せてあげたいと思い、保育士が蝶を呼ぶ植物「フジバカマ」を持ってきてくれました。
「フジバカマ」は、秋の七草の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。夏の終わりから秋の初めに小さな花をたくさん咲かせます。
フジバカマには、アサギマダラという蝶のオスが好んで訪れます。まだよく解明されていないようですが、フジバカマに含まれる物質「ピロリジジンアルカロイド」の摂取が性ホルモンの分泌に必要だからと言われています。
アサギマダラは、旅する蝶としても知られ、台湾や東南アジアなどから日本へやってきます。
中には、2500㎞もの長旅をして日本に飛来したものもいるようです。
アサギマダラが飛んで来てくれることを願って、毎日水やりをしています。
梅雨の間に、こんなに大きくなりました。
花が咲いて、ちょうちょがやって来てくれるのを楽しみにしています😊