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考える1歳児
これは靴下です。
保育士の方々は、すぐにお気づきだと思いますが、
塩素で、色が抜けました。
ある日の、給食後、保育士のA先生は、お昼寝前の子どもたちと、ゆっくり遊んでいました。そこで、ふと自分の足の裏を見て、色が抜けていることを発見しました。(以前のブログでご紹介しましたが、まんぼう小規模保育園では、早出職員が、毎朝、次亜塩素Naを作っています。)
保育士A:「あ~っ、やっちゃったー」
保育士B:「あーあるある。私もよくやるんよ」
その会話を聞きながら、ジーっと靴下を見ていた1歳児のK君。
「あっ!」と言い向かった先は、ティッシュが置いてある場所。
そして、1枚ティッシュを取ってきて、保育士Aへ。
保育士A:「...?」「あっ!これで、拭くってことやね?でもね~これじゃあ、のかんのよ」
それを聞いたk君。別の場所にあるティッシュを取りに行きました(同じティッシュなんですけどね)
そして再び、保育士Aにティッシュを渡しました
保育士A:「あ~ありがとう❤でも、これでも、ダメなんよ。お洗濯したら、のくかなぁ」
そう言うと、納得したK君でした。
結局、塩素で抜けた色は、洗濯しても、元には戻りません。
ですが、この時のK君の優しさに感動し、また、こっちのティッシュがダメなら、あっちのティッシュでどうかな?という考えて、行動する姿に感心しました。
ずっと先の未来も、今のままのK君でいてほしいと思いました。